Q.どのように塗装するのですか？
革製品の風合いに合わせて油性と水性(透明感がある)の２種類の塗料を使い分けてスプレー塗装します。
通常表皮に塗料を密着させる方法と、ひび割れや劣化が激しい場合は下地処理をして塗料を皮に浸透させてからコーティングする方法があります。

密着法は皮の表面のしわ(シボ)や風合いをそのままに施行しますが、浸透法の場合は皮のしわ(シボ)が消えます。

また、艶だし、艶消しもご希望通りに施行いたします。

Q.補修後の耐久性は？
補修後の耐久性はご使用環境によりますが、新品をご購入の時より若干(４～５年)劣ると見てください。

 

 

Q.かなり使い込んだバッグで、全体に汚れとコーナーのところに色はげがありますが、きれいになりますか？

新品とほとんど同じ程度に修復できます。

 

Q.靴の傷や色落ちがあるのですがきれいになりますか？
新品とほとんど同じ程度に修復できます。また、耐水性が増します。

 

Q.かばんに爪のひっかき傷や擦れによる色はげがあります。きれいになりますか？
新品とほとんど同じ程度に修復できます。また、耐水性が増します。

 

 

Q.バッグにシミがあります。シミを消すことができますか？
雨ジミやワイン、ジュース、インクなどのシミは全体を塗装します。また、濃いシミの場合は、同色系の濃い色に塗装します。また、耐水性が増してシミを寄せ付けません。

 

Q.他のお店で修理したときにズボンに塗料がついてしまいました。色落ちは大丈夫ですか？
通常のご使用では色落ちしません。ただし、シンナーや除光液では色落ちします。

 

 

 

Q.色換えをしたいのですが。
淡色系からの色替えはもちろん、従来できなかった濃い色から淡色系への色替えも可能です。

 

 

Q.ソファーの座席面の色がはげて白っぽくなりました。

修復できますか？破れやタバコの焦げ穴は？
修復できます。ただし、皮のしわが消えます。座席面だけを補修した場合、経年変化による背もたれ部の色と若干の違いが出ますので全体の補色をお奨めいたします。

Q.どんな革製品でも補修できますか？
ピグメントレザー(顔料仕上げが施された皮革)は一般的な革で補修できます。
起毛加工が施されたヌーバックやスエード、バックスキン、は虫類の革製品、エナメル加工した革製品はお奨めできません。
アニリンレザーは染料だけで仕上げられているため、皮の模様(シボ)や風合いが非常にデリケートで、若干風合いが変わります。
バイキャストレザー(合成皮革)は、フェイクレザーとも呼ばれているもので補修できます。
 

Q.商品を預けてからどのくらいかかりますか？
通常は商品をお預かりしてから３～４日かかりますが、劣化が激しい場合は４～５日お待ちください。

ソファーは１週間かかります。

 

 

ご注意！
・縫い目の糸に塗料が乗ります。
・古い革製品で、革が堅く劣化したものは元の状態に復元できません。
・状態により全てきれいに復元できない場合があります。多少跡が残ったり、目立たなくなる程度といった場合もあります。
事前にお打ち合わせさせていただきます。